とさぴくシアターVol.38 北村匠海初監督作品「世界征服やめた」 2025/3/28(金)~4/1(火)
とさぴくシアターVol.38
北村匠海 初監督作品「世界征服やめた」 2025/3/28(金)~4/1(火)
高知が舞台の朝ドラ「あんぱん」で柳井嵩役を演じる、俳優・北村匠海 初監督作品
この世界に居場所を見つけられずに無力さが日に日に募る彼方。
会社の同僚で、飄々として明るい性格の星野。
ふたりの日常は、星野が選んだ決断によって大きく揺れ動いていく―。
北村匠海監督が幼少期から芸能の道を生きる彼が高校時代に出合い、「人生を変えてくれた」と感謝をささげる不可思議/wonderboy の楽曲を原案に、自ら企画・脚本を兼任した念願の1本にして短編映画初監督作、それが『世界征服やめた』だ。
その渾身の企画を 体現する仲間として声をかけたのは、現象化した「美しい彼」シリーズや『キングダム』『ミステリと言う勿れ』といった話題作に次々と出 演を続ける萩原利久。そして『東京リベンジャーズ』シリーズや『遺書、公開。』などで頭角を表す藤堂日向。
萩原はかつての快活さや気力をいつしか見失ってしまった彼方の壊れかけた哀しみを佇まいから存分に漂わせ、藤堂は前半では気安さ、後半ではありったけの痛みを放出する硬軟織り交ぜた熱演で観る者を引き込む。加えて、北村のオファーを快諾した名優・井浦新が友情出演。製作陣には、北村と『スクロール』やDISH//の「プランA」MVで組んだ映像作家・清水康彦、フォトグラファーとして ポカリスエットの広告から映画『正体』撮影まで手掛ける川上智之といったトップクリエイターが結集した。 多才な面々との協働で北村が監督として開花させたのは、世界観の構築―いわば総合力の高さ。 セリフに頼らず、雄弁な余白や沈黙で等身大の“傷”を画面に宿らせる絶妙なストーリーテリング、彼方と星野以外の人物が静止するストップモーション的なシーンに象徴される遊び心、東京の街や会社の中にぽつんと人物を置き、引きのカメラで孤独感を演出する画作り、彼方×星野と足並みを揃えながら、一切の無駄を感じさせない締まった構成ほか、百戦錬磨と見紛う完成度を見せつける。
日本映画界を引っ張るトップ俳優にして、 監督として踏み出した“大型新人”の鮮烈なるデビュー、 その命の輝きを余すことなく受け止めていただきたい。
<STORY>
主人公・彼⽅(萩原利久)は、社会の中で⽣きる内向的な社会⼈。変化の乏しい日常をやり過ごす中で、「自分なんて誰にも必要とされてないのではないか…」と自分の無力さを感じていた。そしてどこか飄々として、それでいて白黒をはっきりさせたがる彼⽅の同僚の星野(藤堂日向)。星野の選んだ決断に彼⽅の⼈⽣は⼤きく揺れ動く。 「死」の意味を知る時、明⽇の選択は⾃分でできることを知る。 世界征服という途方もない夢を追いかけるよりも、自分にしか描けない道がきっとある。世界征服やめた!
原案・主題歌:「世界征服やめた」不可思議/wonderboy(LOW HIGH WHO? STUDIO)
企画・脚本・監督:北村匠海
出演:萩原利久、藤堂日向、井浦新(友情出演)
製作・制作プロダクション:EAST FILM
2025年/日本/51分/カラー/16:9
公式サイト:sekaiseifuku_movie.com
©『世界征服やめた』製作委員会
上映情報
■日時:2025年3月28日(金)~4月1日(火)の5日間
①13:00 ②14:30 ③16:00 ④19:00
(上映時間:51分)
■会場:とさぴくシアター(シネマ四国3階)
高知県高知市北本町3丁目10ー28-8
※駐車場はございません。お車の方は近隣のコインパーキングをご利用ください。
周辺パーキング情報
■鑑賞料:1600円均一(ご来場時にお支払いください)
※特別興行につき、チラシ持参割・予約割など各種割引はございません。
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