県文シネマ日和Vol.79  シネマ歌舞伎『シネマ歌舞伎NEXT 阿弖流為〈アテルイ〉』 2026/3/1(日)

新しい歌舞伎 歌舞伎NEXT『阿弖流為〈アテルイ〉』新感覚のエンターテインメントをスクリーンで体感!

松本幸四郎(当時:市川染五郎) 、中村勘九郎、中村七之助ら豪華歌舞伎俳優陣と劇団☆新感線が贈る熱狂と興奮の舞台!

2015年7月、新橋演舞場で上演され、連日客席を興奮と感動の渦に巻き込んだ、歌舞伎NEXT『阿弖流為』。
400年の歴史の中で時代時代の最先端の流行を吸収し常に革新してきた歌舞伎。劇団☆新感線で数々の傑作を世に送ってきた、いのうえひでのりと中島かずきが、満を持して初めて歌舞伎に挑んだのが本作です。心揺さぶる壮大なドラマや勢い溢れるアクションと共に、連綿と受け継がれてきた歌舞伎の様式美が松本幸四郎をはじめとする歌舞伎俳優によって体現されています。
演劇の可能性を広げた新たな歌舞伎誕生の瞬間を、躍動感溢れる映像美でお楽しみください。

〈STORY〉
古き時代、日の国――。大和朝廷は帝による国家統一のため、帝人軍を北の地に送り、そこに住むまつろわぬ民、蝦夷に戦を仕掛けていた。その頃、都では、蝦夷の“立烏帽子【たてえぼし】党”と名乗る盗賊一味が人々を襲っていた。それを止める一人の踊り女。彼女こそ立烏帽子(中村七之助)。女だてらの立烏帽子党の頭目だった。町を襲う盗賊が自分たちの名を騙る偽物であることを暴くため変装していたのだ。そこに都の若き役人、坂上田村麻呂(中村勘九郎)もかけつける。さらに“北の狼”と名乗る男(松本幸四郎)も現れ、偽立烏帽子党を捕える。
この事件をきっかけに北の狼と田村麻呂は、互いに相手に一目置くようになる。だが、北の狼と立烏帽子は、蝦夷が信じる荒覇吐【あらはばき】神の怒りを買い、故郷を追放された男女だった。北の狼の本当の名前は、阿弖流為。故郷を守り帝人軍と戦うため、立烏帽子と二人、蝦夷の里に戻ることにする。荒覇吐神の怒りをおさめた阿弖流為は、蝦夷の兵を率い、帝人軍と戦う。彼の帰還を快く思わぬ蝦夷の男、蛮甲(片岡亀蔵)の裏切りにあいながらも、胆沢の砦を取り戻した彼は、いつしか蝦夷の新しい長として一族を率いていく。
一方、田村麻呂も、帝の巫女である姉、御霊御前 (市村萬次郎)や右大臣藤原稀継 (坂東彌十郎)らの推挙により、征夷大将軍として、蝦夷との戦いに赴くことになってしまう。阿弖流為と田村麻呂、互いに認め合う二人の英傑が、抗えぬ運命によって、雌雄を決する時が来ようとしていた。

◎シネマ歌舞伎とは
歌舞伎の舞台公演を高性能カメラで撮影し、スクリーンに上映して鑑賞いただくものです。
俳優の息遣いや衣裳の細やかな刺繍まで見ることができる映像の美しさは、生の舞台とはまた異なる、シネマ歌舞伎ならではの魅力です。

[作] 中島かずき
[演出] いのうえひでのり
[配役] 市川染五郎:阿弖流為(アテルイ)/中村勘九郎:坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)/中村七之助:立烏帽子(たてえぼし)・鈴鹿(スズカ)
坂東新悟:阿毛斗(アケト)/大谷廣太郎:飛連通(ひれんつう)/中村鶴松:翔連通(しょうれんつう)/市村橘太郎:佐渡馬黒縄(さどまのくろなわ)/澤村宗之助:無碍随鏡(むげのずいきょう)
片岡亀蔵:蛮甲(バンコウ)/市村萬次郎:御霊御前(みたまごぜん)/坂東彌十郎:藤原稀継(ふじわらのまれつぐ)

 

上映情報

■日時:2026年3月1日(日)
12:00開場/13:00開演
※上映時間200分(本編185分+途中休憩15分)

 

会場高知県立県民文化ホール〈グリーンホール〉

 

料金:一般 2,200円/学生 1,500円
※全席自由
※未就学児入場不可

 

チケット販売所:
ローソンチケット(Lコード:62856)
・高知県立県民文化ホール
・高知県立美術館ミュージアムショップ
・かるぽーとミュージアムショップ
・コープよしだ、コープかもべ

 

【主催・お問い合わせ】
高知県立県民文化ホール(高知県立県民文化ホール共同企業体)☎088-824-5321(9:00~17:00)
シネマ四国☎088-855-9481(9:30~19:00)