とさぴくシアター【2026/3/13(金)~3/24(火) 上映作品紹介】
架空の犬と嘘をつく猫

羽猫(はねこ)家の長男・山吹(高杉真宙)は、弟の死をきっかけに現実を見なくなった母のため、まるで弟が生きているかのような嘘の手紙を書き続けていた。父は愛人のもとへ逃げ、祖父は現実離れした夢を語り、祖母は骨董屋で「嘘」を扱い、唯一まともに見える姉は「嘘と嘘つきが嫌い」と反抗している。家族誰もが“不都合な真実”から目をそらし、それでもなお一緒に暮らす、不完全で、やっかいで、でもどこか愛おしい羽猫家の30年間を描いた物語。原作は、『川のほとりに⽴つ者は』で本屋⼤賞にノミネートされた寺地はるなの同名⼩説。監督は『愛に乱暴』で世界の映画祭を沸かせた森ガキ侑⼤、脚本は『浅⽥家!』で⽇本アカデミー賞脚本賞を受賞した菅野友恵。
2025年 | 日本 | 125分 | PG12 | 配給:ポニーキャニオン | 監督:森ガキ侑⼤ | 出演:⾼杉真宙、伊藤万理華、深川⿇⾐、安藤裕⼦、向⾥祐⾹、ヒコロヒー、安⽥ 顕、余 貴美⼦、柄本 明
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3/13(金)~3/17(火) 10:00
3/20(金・祝)~3/24(火) 16:30
プラハの春 不屈のラジオ報道

1968年〈プラハの春〉―ソ連軍が侵攻する中、市民と自由のために、真実の放送を続け闘ったラジオ局員たちの緊迫の実話。
チェコスロバキア国営ラジオ局の国際報道部は、政府の検閲に抵抗し自由な報道を目指して活動している。亡き両親に代わり弟の世話をしながら中央通信局で働くトマーシュは、上司命令により報道部で働くことに。それは、学生運動に参加する弟を見逃す代わりに、報道部と同部長のヴァイナーを監視する国家保安部への協力を強いるものだった。真実を報道しようとするヴァイナーや局員たちの真摯な姿勢に触れ、弟の心配と良心の呵責で葛藤する。やがて、“プラハの春”が訪れ、国民が歓喜する中、トマーシュは中央通信局に呼ばれ、驚くべき内容をラジオで報道するよう命じられる。
2024年 | チェコ、スロバキア | 131分 | PG12 | 配給:アット エンタテインメント | 監督:イジー・マードル | 出演:ヴォイチェフ・ヴォドホツキー、スタニスラフ・マイエル、タチアナ・パウホーフォヴァー 他
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3/13(金)~3/17(火) 12:20、18:50
3/20(金・祝)~3/24(火) 14:00
これからの私たち All Shall Be Well

香港で暮らす60代のレズビアンカップル、パットとアンジー。長年連れ添ってきた二人に、パットの急死という形で突然の別れが訪れる。葬儀や遺産を巡って、それまで良好な関係だったパットの親族とアンジーの間に溝が生まれてしまう。公私ともに助け合い、豊かに暮らしてきた二人。しかし同性婚が非合法の香港では、残されたアンジーに法律は何も保障してくれない。彼女は全てを失うことになってしまうのか…? 『ソク・ソク』(2019)でもゲイカップルの老後問題を描いたレイ・ヨン監督が、同性愛に対する偏見が根深く残る香港の実状を描くと同時に、深刻な社会問題も浮かび上がらせる。ベルリン国際映画祭2024にて、優れたLGBT映画に与えられるテディ賞を受賞。
2024年 | 香港 | 93分 | 配給:Foggy | 監督:レイ・ヨン(『ソク・ソク』) | 出演:パトラ・アウ(『ソク・ソク』『星くずの片隅で』)、マギー・リー 他
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3/13(金)~3/17(火) 14:50
3/20(金・祝)~3/24(火) 12:00、19:00
エリス&トム ボサノヴァ名盤誕生秘話

1974年に、ブラジル屈指の歌手であったエリス・レジーナと、「イパネマの娘」で世界的名声を得ていたボサノヴァ創始者のひとりアントニオ・カルロス・ジョビン(トム・ジョビン)が共作した、ボサノヴァの名盤「Elis&Tom」のレコーディング風景を記録したドキュメンタリー。約半世紀の間お蔵入りしていたオリジナル映像を4Kリマスターし、現代のインタビューを加えて完成させた。軍事政権下のブラジルで大スターだったエリスと、アメリカで活動していたトム。実際のところ、ポップスターのエリスと古き良きシンプルな音楽が好きなトムとの相性は最悪だった…。家族や関係者、バンドメンバーたちの証言とアーカイブ映像を通して、2人の音楽性の違いやレコーディングをめぐる葛藤を描き出し、傑作アルバムの誕生秘話に迫る。
2022年 | ブラジル | 100分 | 配給:ディスクユニオン | 監督:ホベルト・ヂ・オリヴェイラ、ジョム・トブ・アズレイ | 出演:アンドレ・ミダニ、ホベルト・メネスカル、ホベルト・ヂ・オリヴェイラ 他
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