とさぴくシアターVol.36 「チネチッタで会いましょう」 2025/2/28(金)~3/4(火)
とさぴくシアターVol.36
「チネチッタで会いましょう」 2025/2/28(金)~3/4(火)
イタリア人は知っている、毎日を幸せにするちょっとしたコツ
『息子の部屋』『ローマ法王の休日』『3つの鍵』ナンニ・モレッティ監督最新作
「映画には、私たちに明るさと幸せになりたいという気持ちを再発見させる魔法の力がある。どんなことがあっても」とメッセージを寄せるナンニ・モレッティ監督の最新作は、時代の変化についていけずに痛い目にあった映画監督が失意の後に大切なことに気づくヒューマンドラマ。フェリーニやキシェロフスキ、スコセッシなど映画へのオマージュを交えながらところどころに自身の過去作品を引用して、変化の激しい世界に適応することの難しさをユーモラスに描きながらも、より良い未来を夢見ることを忘れないという温かなメッセージが込められている。作家性と娯楽性とを見事に両立し、独特のユーモアとやさしい眼差しが相互に観客をつかむ、モレッティ作品の魅力が満喫できる作品に仕上がっている。先日発表されたダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、作品賞、監督賞、脚本賞を含む主要7部門でノミネートされている。
<STORY>
イタリアの映画監督ジャンニは、チネチッタ撮影所での新作撮影を目前に控えている。プロデューサーの妻が40年、いつも傍にいて映画を制作してきた。頭の中は新しい映画のアイディアでいっぱいだ。だが、順調だと思っていたのはジャンニだけだった!女優はカサヴェテスを持ち出し演出に口出し、あろうことか政治映画をラブストーリーだと言い出す始末。若い俳優のトンチンカンな発言にはあきれ言葉を失う。娘が紹介してくれたボーイフレンドは自分ほどの年齢の男性だという。あらゆることに腹がたち戸惑うばかりだ。誰にも理解されず、一人帰宅し目覚めると妻に別れを告げられてしまう。さらに仏のプロデューサーは詐欺師とわかり、資金が枯渇し撮影は止まってしまう。地位も築き尊敬されていたはずなのに。妻も娘も愛しているのに。果たして映画は完成するのか?そして、愛するものたちとの関係を修復することはできるのか?
監督:ナンニ・モレッティ
出演:ナンニ・モレッティ、マルゲリータ・ブイ、シルヴィオ・オルランド、バルボラ・ボブローヴァ、マチュー・アマルリック
脚本:フランチェスカ・マルチャーノ、ナンニ・モレッティ、フェデリカ・ポントレモーリ、ヴァリア・サンテッラ
音楽:フランコ・ピエルサンティ 撮影:ミケーレ・ダッタナージオ
2023年/イタリア・フランス/原題:Il sol dell’avvenire/96分/ヴィスタサイズ/日本語字幕:関口英子
後援:イタリア大使館 特別協力:イタリア文化会館
配給:チャイルド・フィルム
公式サイト:https://child-film.com/cinecitta/
© 2023 Sacher Film–Fandango–Le Pacte–France 3Cinéma
上映情報
■日時:2025年2月28日(金)~3月4日(火)の5日間
①13:00 ②16:00 ③19:00
(上映時間:96分)
■会場:とさぴくシアター(シネマ四国3階)
高知県高知市北本町3丁目10ー28-8
※駐車場はございません。お車の方は近隣のコインパーキングをご利用ください。
周辺パーキング情報
■鑑賞料:1800円(ご来場時にお支払いください)
◎チラシ持参割引:映画のチラシご持参の方、1,500円(1枚につき2名様まで適用)
◎予約割引:ご予約いただいた方、1,500円
<ご予約方法>
・日にちと時間を決めて、シネマ四国の電話、メール、FB、LINEトークなどでご連絡ください。
・Googleフォームからも申込できます→こちらをクリック
【主催・お問合せ】シネマ四国
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