2023.02.17(金)・18(土)「街は誰のもの?」高知市2日間限定上映+トーク
“存在したかったんだ。この街に存在したかったんだ。”
グラフィテイロ(グラフィティアーティストの現地での呼称)がつぶやく背景に広がるのは、南米一の大都市サン・パウロ。そこには多様なルーツ、カルチャーが混沌とするブラジル特有の都市の姿があった。東京でグラフィックデザイナーとして活動する阿部航太が、2018—19のブラジル滞在で体感した「街」。そこには歪んだ社会に抗いながら、混沌の波を巧みに乗りこなすグラフィテイロ、スケーター、そして街を歩き、座り込み、踊り明かす人々がいた。イリーガルな表現活動から日常生活まで、地続きに営まれるその風景は、私たちが知っている街の姿を痛快に批判しているように思えた。ブラジルの4都市を巡り、路上から投げかけられた一つの問いへの答えを追うストリート・ドキュメンタリー。
監督・撮影・編集:阿部航太
1986年生まれ、埼玉県出身。2009年ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校卒業後、廣村デザイン事務所入社。2018年同社退社後、「デザイン・文化人類学」を指針にフリーランスとして活動をはじめる。2018年10月から2019年3月までブラジル・サンパウロに滞在し、現地のストリートカルチャーに関する複数のプロジェクトを実施。帰国後、阿部航太事務所を開設し、同年にストリートイノベーションチームTrash Talk Clubに参画。アーティストとデザイナーによる本のインディペンデントレーベルKite所属。一般上映としては本作が初の監督作品となる。
配給・制作・宣伝:Trash Talk Club
日本|2021年 | 98 分
©KOTA ABE
https://www.machidare.com/
2/17(金)・2/18(土)、両日ともに満席となりました。
■日時
2月17日(金)
19:00~21:00 満席となりました
映画上映+アフタートーク(20分程度)
登壇:阿部航太(本作監督)
2月18日(土) 満席となりました
15:00~17:40
映画上映+アフタートーク(40分程度)
登壇:土谷享(アーティスト KOSUGE1-16)/阿部航太(本作監督)
■会場
とさぴくシアター(シネマ四国3階)
高知市北本町3丁目10-28-8
■料金
一般 1,500円
学生 1,000円
■定員
各回22名
■お問い合わせ
trashtalkclub@gmail.com
■ご予約
https://forms.gle/EmTTeQ6fJFcAmPp38
※開場は上映開始30分前