2022.11.05(土)上映 映画「破戒」ご感想

11月5日(土)、自由民権記念館ホールにて、全国水平社創立100周年記念特別上映会として、映画「破戒」を上映しました。
当日はたくさんのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました!
皆さまからのご感想を紹介させていただきます。

自由民権記念館1階、自由ギャラリーでは、11/23(水・祝)まで「全国水平社創立100周年記念企画展」を開催しています。こちらも、ぜひお立ち寄りください。

熱を求めてちらし (i-minken.jp)



・20代頃に読んで、主人公の気持ちが痛いように感じ、読んでいる間に何度も涙した思いのある本でした。それが今回映画で観れる、それも今の若手間宮さんが主人公をやると高新で知り、直ぐにチケットを買いに行きました。最後に光が見え希望という明るい気持ちになれました。自分に負けない、自分で考える力、生き抜く力を子どもたちが持てる社会を大人が作っていかなくては、と強く思いました。間宮さんの目力良かったです(笑)

・非常に考えさせられるテーマだけに、とても心に残る作品でした。

・良い映画を上映してくれました。ありがとうございました。

・自分自身を振り返るいい機会になりました。この映画を多くの人が観て、考え、悩み、次の行動に繋げていってくれることを願う。

・差別のない社会であって欲しいとこの映画を観て改めて思わされました。

・あまりにも有名な「破戒」ではありますが、まず第一に鑑賞される方がコロナ禍ではありますが大変多いのにびっくりしました。自分をごまかさずに生きたい!

・昔の差別の厳しさを改めて知りました。こんな理不尽な世の中を許せないし、今も続いていることに政治不信を覚えます。観て良かったです。

・本当の強さとは、優しさとは、誠実さとは…を考えさせられる作品でした。人を人として尊ぶ生き方をしていきます。良い映画の上映をありがとうございました。

・とても良い作品をありがとうございました。差別はなくならないものだ…確かにそうかも、人間は弱いから。でもなくなる世の中をつくりたいですね。

・瀬川先生が仙太郎にとって希望であったように、私も誰かの希望になれるよう、これからも活動し、生きていきます。この映画を知った時、いつ高知でやるのかと聞きまわりました。観られることが決まった時、何とも言えない気持ちを持ちました。観終わった今、私は部落の人間であり、教育を受けたことを改めて誇りに思い生きていけます。有難うございました。

・観ることができて良かったです。

・大変素晴らしかった。感動しました。ありがとうございました。

・本当に良い映画でした。中学校に入学した時、はじめて部落の人と呼ばれる人達と友達になりました。小学生の時は何も知らない事だったので、友人達の話にショックを受けましたが、知り合った人達は私達と何の変わりもない優しい人達でしたので、すぐに仲良くなり、家にも招いて楽しい中学生活を送った日々を懐かしく思い出しました。

・原作は読んだけど、映画で観ると新たな発見があった。広く皆さんに知ってもらうにはやはりこういう機会が必要です。

・今日はありがとうございました。ナンバMG5から間宮さんのファンになってます。高い演技力が好きです。「破戒」は高知とか一般的な映画館でやってなくて、7月に横浜まで2回観に行ってきました。100人くらいの小さなシアター。今回は字幕付きで難しい言葉もより入ってきたかなと思います。良い日本映画があれば多くの上映でやって欲しいです。観にいくよ。今日は本当にありがとうございました。

・上映して下さりありがとうございました。とても観たい映画でした。部落の問題、表面はこの(映画の)時代よりは良い方へいっている途中なのでは、と思います。(結婚差別など今もありますが。)なにより高等教育の無償化が、日本でもこの先進みますように。

・間宮祥太朗、素晴らしかったです。最後に希望があって良かったです。部落問題(住宅や助成以外)思想意識としては今だ殆ど変わっていません。出自が公になることを恐れて発狂した人を知っています。結婚・就職・告白するかどうか、一生問題はつきまとっています。苦しいです。

・弱さの克服は自分の力のみ。いい映画でした!

・差別の理不尽さ、差別を乗りこえる尊さを感じ取れる作品でした。多くの方に観ていただけることを願っています。

・出自を隠さなければいけない丑松の苦悩が良く描かれていたと思います。現在の社会にも丑松はいるのではないでしょうか。形を変えていろいろな差別は存在しています。差別のない世界、理想かもしれませんが、改めてその世界の実現に向け、自身も頑張りたいと思います。ありがとうございました。

・ありがとうございました。この映画がTVのゴールデンタイムに流れる時代になるように頑張ります。

・とても感動しました。

・あの明治の人権もない時代から100年、まだまだ差別はなくなっていない。人間の業かもしれない。しかし、世の中は必ず変わる。そういうたたかいが続く限り。

・なぜなのか、自分のふるさとを語れない。好きな人に気持ちを伝えられない。何が正しいのか、正しいことをするためにはどうすればいいのか。私も同じ血の通った人間です。丑松さんの葛藤生き方に感じ、考え、学びました。思いつくままに書きましたが、感じて動く、今できることから進めてみます。今回の上映、ありがとうございました。

・すごく良かったです。感動しました。

・素晴らしい映画をありがとうございました。人間の価値はどこにあるのか、等々考えさせられました。

・久しぶりに心洗われる映画を観ました。中学・高校・PTAの方々にも観て欲しい良い映画でした。

・原作も読み、前作の映画も観ましたが、このリメイク版も感動しました。鑑賞して良かったです。

・国語教員であることも影響し、以前から「破戒」の映画化(現代のキャストで演じる)を熱望していました。高知では上映がないことを知り、先月香川のソレイユまで観に行きました。世界観を忠実に再現し、主演・間宮祥太朗の演技も抜群で、ぜひもう一度観たいと思いながら周囲にも宣伝していたところ、高知でも1日だけ上映するらしいと教えてくれました。おかげさまでもう一度、あの感動を味わうことができ、感無量です。この作品が少しでも多くの人に知れ渡り、生きやすい社会になっていけばいいと思います。

・素晴らしい映画でした。映像もとても美しかったです。

・勉強することの大切さを感じた。

・このような上映の機会に恵まれありがたかったです。またこのような機会があれば、子どもたちと観たいです。ありがとうございました。

・30年ぶりくらいに、この「破戒」を観ました。忘れていた記憶も多いですが、また新しい視点に立てたような気がしました。良かったです。

・部落差別を正しく学ぶ教育の大切さを改めて考えた。

・部落に限らず、どんな差別もあってはいけません。皆が互いの違いを認め、多様な生き方ができる社会に一日も早くなってほしいものです。

・高知の映画館では上映していなかった映画が観れてよかったです。

・人の心や力ではどうしようもない大きな怪物を見せられました。「教育が大切」これは今にも通用する大切な事だと感じました。学びから差別を潰していく力を養っていかなければいけないと思いました。

・期待しておりませんでしたが、なかなか良かったです。主人公の演技も良くて感動で涙が出ました。弱い立場の人を差別してはいけないと改めて思いました。

・2度目の映画でした。一度目は18歳の時。年老いて今観る、考える、でもまだまだ。「教育の大切さ」父が言った「恥じることはないよ」私に言った。意味がやっと理解できました。ありがとうございました。87歳です。

・部落差別に関する映画は初めて観ました。何故隠さなくてはいけないのか。何故教壇を去らねばならないのか。何故ばかりです。弱さで人を傷付けたくないですね。

・一番後ろの席でみましたが、少し画面が小さく感じたので、次回は前の方でみたいと思います。

・この時代の差別の厳しさがうつし出されていた。私の愚息も小学校の教員だが、今もなお部落差別は現存している。自分のふるさとを誇り、誇りに思える人間になってほしいと願っている。

・とてもよかったです!差別の厳しさとそれを乗りこえようとする強さが伝わってきました!

・きれいな景色と音楽。人権問題を感動的に拝見でき、良かったです。

・差別偏見のおかしさと生きる希望がもらえるいい映画でした。ありがとうございました。

・新しいものが生まれて新たに差別も生まれるのかもしれないが、立ち向かっていきたいと思った。

・猪子蓮太郎の死が、許し難いものでしたが、作品全体には、「光と展望」が感じられるものでした。(国民が、本当に大事にされる政治の必要性を痛感します。)