2018.3/27(火)『隣る人』『チョコレートケーキと法隆寺』 同時上映会


児童養護施設で暮らす、親と暮らせない子どもたち 子どもたちを見守る大人たち
それぞれの視点から「児童養護施設」をとらえた2作品を同時上映いたします。

■『隣る人』作品情報
一緒にごはんを食べ、お手伝いをして、遊んで、絵本を読んでもらう
時には怒って凹んで泣いたって、同じ布団で寝れば同じ朝がくる
壊れた絆を取り戻そうと懸命に生きる人々の、平凡だけど大切な日々の暮らし

地方のとある児童養護施設。ここでは様々な事情で親と一緒に暮らせない子どもたちが「親代わり」の保育士と生活を共にしている。マリコさんが担当しているのは、生意気ざかりのムツミと甘えん坊のマリナ。本来、親から無条件に与えられるはずの愛情だが、2人にとっては競って獲得しなければならない大事な栄養素。マリコさんを取り合ってケンカすることもしばしばだ。そんなある日、離れて暮らしていたムツミの母親が、ふたたび子どもと一緒に暮らしたいという思いを抱えて施設にやってくる。壊れた絆を取り戻そうと懸命に生きる人々の、平凡だけど大切な日々の暮らしは今日も続く。
http://www.tonaru-hito.com/index.html

■『チョコレートケーキと法隆寺』作品情報
養護施設出身の向井啓太監督によるタブーを越えた勇気あるセルフドキュメンタリー。
作者の個人的な問題でありながら「育ちに肉親は必需か」といった人格形成の根元的な問いを鋭く掘り下げる。児童養護施設の子どもは18歳で退所し
自立して一人で生きていかなければならない。施設で育った監督がお互いに助け合って生きてきたかつての仲間を
訪ねると、家族の問題に一人で向き合いながら、自立しようと懸命に生きる彼らの姿があった。カメラは一貫して
温かな視線を友人や自然や亡き母の故郷に向けるが、その視線に対し「じゃあ、“あなた”は何で生まれたの?」と
言い放つ実父の言葉が胸に刺さる。
https://www.facebook.com/chocohouryuji/

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■日時:2018.3月27日(火)
①『隣る人』10:00~ ②『チョコレートケーキと法隆寺』11:45~
③『隣る人』13:00~ ④『チョコレートケーキと法隆寺』14:40~
⑤『隣る人』16:00~ ⑥『チョコレートケーキと法隆寺』18:00~
⑦『隣る人』19:10~(上映時間:『隣る人』85分、『チョコレートケーキと法隆寺』59分)

■会場:高知市立自由民権記念館ホール

■2作品セット料金 ※1作品のみ鑑賞の場合も同額となります。
◎一般・シニア共通:前売券1,300円/当日券1,500円
◎学生・障がい者:1,000円
※中学生以下 入場無料

■チケット販売所 好評発売中!
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※電話予約も可能です 088-855-9481(シネマ四国)

■お問合せ:088-855-9481(シネマ四国)

■主催:シネマ四国

■共催:上映実行委員会